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30∶クワイエット・プレイスu002FDAY1 ☆☆☆+ 【公式サイト】 INTRODUCTION 人類が音を奪われた日を描く、『クワイエット』シリーズ最新作 突如出現した“音”を立てるもの全てに襲い掛かる“何か”に支配され、崩壊した世界を舞台に、“沈黙”を守り生存を試みる家族の姿を描いたサバイバル・ホラーシリーズ『クワイエット・プレイス』の最新作。世界が沈黙した日[DAY 1]を描く今作の舞台は、これまでの田舎町から一転、「音を立てないことが不可能」な大都市・ニューヨークへと移り、主人公は1人の女性とその猫に。シリーズ最大の謎である“何か”の襲来を映し出すことで、作品は圧倒的なスケールアップを果たしている。あなたは、この絶望を生き抜けるか。 STORY “音を立てたら即死”は、 この日[DAY 1]始まった― 物語は、ひとつの家族を襲ったあの衝撃から471日前、世界が沈黙した日[DAY 1]へと遡る。音を立てるものすべてに襲い掛かる謎の生命体が突如として大都市・ニューヨークに襲来し、猫を抱えた1人の女性は、“即死度MAX”のサバイバルを余儀なくされる。果たしてこの街に生き残る術など存在するのか。この絶望に、彼女はどう立ち向かうのか。そして、“音を立ててはいけない”というルールに人類はいかに辿り着くのか。究極のサバイバルの先に、彼女たちが見たものとは… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 以下ネタバレ「VIRCUAL GORILLA」ライター 鯨ヶ岬 勇士 さんの解説より抜粋 😎アメリカの田舎町を舞台に、音を立てると即座にクリーチャーが襲撃してくるという絶望的設定のホラー『クワイエット・プレイス』(2018)。続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』(2021)に続く「クワイエット・プレイス」シリーズ最新作。 『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』の続編ではなく、『クワイエット・プレイス』の前日譚に当たる。クリーチャーが空から降って来た日、大都市ニューヨーク・マンハッタンを主人公サミラと猫のフロドの視点から描く。 😎day one 末期癌で麻酔の貼付薬が手放せないサミラは、小さなもみの木というホスピスで暮らしていた。周囲に悪態をつきながらもジャズピアニストだった父親との思い出の詰まったパッツィのピザという店に行けることを期待して、終末医療の一環としてマリオネットショーを観に、猫のフロドを連れてマンハッタンへ行きのバスに乗ることを決めた 😎エリック クリーチャーが本土に上陸することを恐れた軍によってマンハッタンと本土を繋ぐ橋はすべて空爆されてしまう。さらに嵐が訪れ、生存者たちが絶望の淵に叩き落される中、サミラは最期の夢だった思い出の詰まったパッツィのピザを食べるという希望を抱いて猫のフロドと共に旅に出るのだった。 その旅に猫のフロド以外に新たな同行者が現われる。同行者の名前はエリックで、クリーチャーの襲撃を浸水した地下鉄に潜ることで生き延びた法律学専攻の学生だった。恐怖から生きる希望を失っていたエリックは、サミラのパッツィのピザを食べるという希望に自分も希望を抱くようになる。 エリックはサミラの薬を探しに街に出るが、そこで逃げ出したフロドを見つける。フロドは茸のような物の傍におり、その茸はクリーチャーたちの食糧になっていた。エリックはフロドを救いつつ、その場から脱出しなければならなくなる。 😎パッツィのピザ 何とか薬を手に入れて窮地を脱したエリックは、サミラに薬を渡してパッツィのピザに向かう。しかし、パッツィのピザは最初のクリーチャーの襲撃で全焼しており、サミラの思い出はすべて灰と化していたのだった。希望を失うサミラだったが、その希望はエリックに受け継がれていた。エリックはサミラの父親がピアノを弾いていた店に案内するように頼む。 そして、エリックは残っていた違うピザ屋のピザを一つ持ち帰ると、その箱にペンで「パッツィ」と書き、サミラと共に食べるのだった。エリックはマジックを披露するなどすると、サミラの顔に笑顔が戻っていく。そしてサミラは生きていることを実感するのだった。 末期癌の激痛により、マンハッタンの教会で寝込んでいたときにエリックの上着を借りていたサミラはエリックに自分の上着を渡す。上着を交換する形になったエリックとサミラはサウスストリートのシーポートから出ている避難船を目撃する。そして、サミラとエリックは避難船に乗る計画を立てるのだった。 😎別れ サミラはフロドをエリックに託し、船着き場の近くに止められていた車を片っ端から壊し始める。そうすると車の警報が鳴り響き、クリーチャーたちが車へと引き寄せられていくのだった。エリックはその隙に堤防へと走り、クリーチャーに襲われる寸前のところで海に飛び込むことに成功する。クリーチャーたちは泳げないため、これ以上追ってはこず、サミラの勇気ある行動を船の上から目撃したアンリによって船が一時止まり、エリックは救出されるのだった。 😎エリックはフロドを抱きしめ、生き延びたことを実感するが、そのとき上着のポケットの違和感に気が付く。手を突っ込んでみると、そこにはサミラからの手紙が残されていた。それにはフロドの世話を頼むことと、エリックがサミラと行動を共にしたこと、そして生きている実感を与えてくれたことの感謝がつづられていた。 それをエリックが読んでいた頃、サミラは人のいなくなった街の真ん中で、iPodでニーナ・シモンの「フィーリング・グッド」をイヤホンで聞きながら歩いていた。そのiPodはスピーカーに繋がっており、笑顔のままサミラはイヤホンコードを引き抜き、大音量の「フィーリング・グッド」を響かせるのだった。その後ろにクリーチャーが忍び寄っていた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜😎クリーチャー(侵略者)の習性 ・目が退化しており、音に異常に敏感 ・俊敏だが泳ぐ事は出来ない ・人を襲うが主食は茸。クリーチャーの食糧は人間ではなく、人間を苗床にしてキノコを栽培し、それを食べている。 😎末期がんの黒人女性が飼い猫を出会った男性に託し、絶望的な状況でも生きる実感を得ようとするストーリー。彼女が最後に聞く音楽はニーナ・シモン。深すぎてピンとこないのが普通だろう。僕もこの解説読むまでさっぱりでした😅